2020-11-18 第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
集落ぐるみで支え合って成り立っている地域農業は、一気に崩壊に向かいかねません。何としても、米価を安定させることと主食用米以外への転換を進めながらの農業所得の維持が求められています。 米の消費が年々十万トンずつ減少する中で、今回の新型コロナの影響であります。その上で予想した収穫量がふえたとなれば、私たちが御飯をもう一杯おかわりしたくらいでは需給が合うとは到底思えません。
集落ぐるみで支え合って成り立っている地域農業は、一気に崩壊に向かいかねません。何としても、米価を安定させることと主食用米以外への転換を進めながらの農業所得の維持が求められています。 米の消費が年々十万トンずつ減少する中で、今回の新型コロナの影響であります。その上で予想した収穫量がふえたとなれば、私たちが御飯をもう一杯おかわりしたくらいでは需給が合うとは到底思えません。
したがって、今は広島県の場合は特に、さっき天笠さんも言われましたように、家族農業の延長上としてから集落ぐるみの営農集団、これから営農集団を農業生産法人にするということで、とにかく地域の農業を守っていこうではないか、やはり荒らしたらいけないよということで農業生産法人づくりが進められて、今二百四十ばかり県内でできてきております。
このほか、集落の中では、本当に集落の皆さんが猟友会の皆さんと一緒になって、住民の皆さんが集落ぐるみで行う捕獲対策も行っているという形でありますので、そうした中での広域捕獲隊といったことが、今回の捕獲の専門集団の効率的な捕獲を行うという意味でもこの認定鳥獣の捕獲等事業者制度には非常にマッチしている状況であるというふうに考えておりまして、それぞれの役割分担の中では大事な制度として長野県も生かせるのではないかというふうに
「地域ぐるみで防ぐ獣害対策の取り組み「集落ぐるみによる基本に忠実な取り組み」 滋賀県高島市「今津町角川地区」」。 私たちの住んでいる地区の概要について御説明させていただきます。 滋賀県北西部の高島市は、県内でも最もニホンジカの生息密度が高い地域で、農作物被害だけにとどまらず、車両との接触における人身被害、さらには森林内における植生被害など、多岐に及んでおります。
今、平木委員から御指摘がありましたように、地形の条件等から大規模化、集約化というものを迅速に進めることが難しい地域が多く存在しているということでありますが、集落ぐるみで営農をするですとか経営の多角化、加工、流通を含めた六次産業化といろんな工夫をしていただいているところも既にありますし、こういうところを更に進めていくという産業政策的な部分も支援も大事であると、こういうふうに考えておりますし、もう一つ、
このため、集落ぐるみでの営農や経営の多角化、複合化、あるいは加工、流通なども含めた六次産業化といった多様な活動によりまして、農業生産の維持発展を図ることが必要なものと考えております。 また、委員御指摘のとおり、上流地域にあります中山間地域におきましては、国土保全など農業、農村の多面的機能に果たしている役割も大きいところでございます。
また、小規模な団地や飛び地にも、協定に取り組めるように、一ヘクタール以上の団地要件の緩和、あるいは高齢農家等を含めた集落ぐるみで助け合う仕組みの取組等の支援の措置を行っているところでございます。 今後、消滅可能性のある集落というものが千六百九十五というような数字も最近は出されております。
○政府参考人(中條康朗君) この農地・水・環境保全向上対策につきましては、御案内のとおり、農村の高齢化、それから農家以外の方が増えているという混住化の進行ということが背景にございまして、従来集落ぐるみでこういう維持保全をされておりました農地とか農業用水ですが、こういったものを地域ぐるみで、今度は農家だけではなくて全体が集まっていただいてやっていただくというようなことをねらいとして、しかもこれ自主的にやっていただくことを
ところが今までは、一反歩しか、二反歩しか、三反歩しかない、こういう小規模な方々が、一人一人ではとても担い手になれないわけでございまして、こういった方々も、一人でだめなら二人、二人でだめなら三人、それでもだめなら集落ぐるみ、地域ぐるみ、こういった形で、大きくまとまり固まることによって大きな力になれる。そして、そういうまとまった農地を担い手が、だれかがしっかり作業を背負っていく。
もう一つの懸念が、やはり従来、集落ぐるみでやっていたその村社会でありますけれども、こういったこれまでの紐帯がこの措置によってばらばらになる可能性があるのではないかと、こういったことが大変懸念をされるわけでございます。
これは先生御案内のとおり、担い手が不足しております中山間地域におきましては、農業生産を継続していくためには集落ぐるみのやはり活動が大事だということでこういう指導をしておりますが、ただ、今、先生おっしゃいましたように、その地域の実情によってかなり異なっているというのが現実でございます。
もちろん、小規模な農家などについては集落営農経営に参画していただくことによって集落ぐるみで農地の有効活用を図ると、そのことによって耕作放棄地の発生が防止されるということを考えているわけでございます。
もう一点、農水省の方にお尋ねをしたいんですけれども、午前中、実は、私の地元の滋賀県の寺本参考人がおっしゃっていただいた中で非常にいいヒントだなと思ったのが、集落ぐるみで鳥獣被害対策をするという点であります。 農業においては、集落営農という点で、いわゆる集落ぐるみで、地域ぐるみで農業を活性化していき休耕田等をなくしていこうという取り組みをされてきました。
認定農業者と集落営農組織という、今回の対策では大きくいうと二つのタイプを認めているわけでございまして、既に認定農業者がもうほとんどいない、例えば中山間地等でそういった地域ではもう集落営農でいくしかないということでありますので、余りそういう事態にはならないとは思いますが、既に認定農業者がある程度、数は十分ではないけれどもおられるという地域で、その地域全体をどう考えるかといったときに、一方でやっぱり集落ぐるみで
また、集落ぐるみでいろんな対策が進むようにということで、各集落にイノシシ捕獲用のはこわなを置く。そういうふうなことも各町村で行い、それを管理するための人と狩猟者も必要だということで、各町村のリーダー的な方に狩猟免許を取っていただいて、そのはこわなの管理もお願いする、あるいはえさの管理、そういうこともやっております。
○参考人(金森弘樹君) 島根県の場合ですけれども、現在、先ほど申し上げましたような鳥獣対策専門員・普及員を使って各地域の指導ということをやっておりますけれども、うまくいっている地域を見ると、やはり集落ぐるみでいろんなことをやっていらっしゃる。リーダーになる方がいらっしゃる。
ただ、先生御案内のとおり、この中山間地域の直接支払いについては、中山間地域等で農業生産活動を継続していくというためには、集落ぐるみで共同取り組み活動を行いまして、一定の農業用の用排水を管理するとか、そういう活動も一部行われているところでございます。
従来は、集落の中で担い手を明確化してその人に集積していこうとか、あるいは、今も話題になっております、集落営農の組織化、法人化を図って、集落ぐるみでそういう借り手のいない農地をしっかり耕作していこうとかいうことをやっておりました。
今回の対策でも、一定の要件を満たす集落営農組織をその担い手として認知していくということにいたしましたのも、既に主業農家はおらず、集落の中に農業の主たる担い手が見当たらないという集落が西日本を中心に非常にふえている、こういう現状にかんがみまして、まさに集落機能を維持しながら集落ぐるみで営農をしていく集落営農組織というものを、これからの農業の担い手としてやはりしっかりと認知をしていかなければならないだろう
先生お話ありましたように、中山間地域等の直接支払制度、本来は集落協定の構成員の間で自主的にその使途を決めていただくということになっておりますが、役所の方の指導といたしまして、やはり担い手が不足している中山間地域等で農業生産を継続していくためには、集落ぐるみでの共同活動が重要だということで、まあ交付金のおおむね二分の一以上をこの共同取組活動に充てていただくということで指導を、望ましいということで指導をしております
その中では、今度、次に副大臣に質問しますけれども、集落営農の組織化について、その集落ぐるみで農業を行うことのメリットは当然いろんな、あります、デメリットもあると思います。簡単に、例えばどのようなメリットとデメリットがあるか、ちょっとお願いします。
しかし、このような地域であっても、高齢農家や兼業農家が参加をして、それらが役割分担をしながら集落ぐるみで農業経営を行っているというところもあり、このような集落営農は担い手として育成していくことが必要だ、こういうふうに思います。
そして、五年後、その人に、どれだけの利用権を設定し農作業受託面積をどれだけにするかということを目標を立てていただいて、後は集落ぐるみでその目標達成のために努力をしていただく、こういうことをねらいにしたものでございます。
中山間地などの、過疎化や高齢化が進展し、担い手が見つけられないような地域では、小規模農家や兼業農家が参加して集落ぐるみで農業を行う集落営農を、経営主体としての実態を有する担い手として発展させていくため、農用地利用改善事業を拡充し、集落内の役割分担や利用集積目標を明確化する。集落における合意形成を推進するリーダーの育成などの取り組みを支援する。